SX-S
ポータブルミキサー
SX-S ADCモジュール発売
2CHデジタル出力が3つ
1995年、SONOSAX社のJacques Sax氏は、このSX-Sミキサーによって、映画芸術科学アカデミーから技術達成賞を受けました。

低消費電力:

SONOSAX SX-S6は、8個の内蔵「D」セル(単1)で動作し、SX-S8とSX-S10は10個の「D」セル(単1)で動作します。もちろん、どのSX-Sミキサーでも約12Vの外部電源で動作できるようになっています。

写真は、標準仕様8ch

SONOSAX SX-Sのインプット・モジュール

現代の映画におけるサウンドプロダクションは、ますますデジタル指向となっています。 結果としてサウンド制作のためのミキサーに対する要求は変化しています。 アナログ時代に充分低いものと考えられていたノイズレベルが、現在ではノイジーであり、許されていた歪みが、現在では耐えられなくなりました。 ミキサーノイズとプリアンプのオーバーロードは、よほどひどくない限り、アナログレコーダーのノイズによりマスキングされていましたが、現在では全てが聴こえてしまいます。

伝統的なプロ用ミクシングコンソールの全ては、同じインプットストラクチャーに基づいています。 マイクロフォンからの信号は、最初の増幅段階に行く前に、信号を減衰させるPADと位相反転スイッチを通ります。いくつかのミキサーは、回路を簡素化するため初段の前にトランスさえも挿入しています。 増幅する前の信号レベルを減衰させることは、あらゆるノイズを増大させてしまいます。 同時に、オーバーロードによる歪みなしに対応できる入力信号レベルの範囲も制限してしまいます。このタイプの回路は、アナログレコーディングには問題なく、ほとんどの音楽レコーディングに適していました。 しかし、今日の制作用ミキサーは全く違う状況に直面しています。デジタルレコーダーは85dBから90dBのダイナミックレンジを持っており、ノイズフロアが低いので、ヘッドホンで聞いてもオンかオフか判らない程です。良く出来たアナログの入力ステージを使えば、テープの再生音を聴いているのか、またはレコーディングしながらダイレクト音を聴いているのか、判別するのは困難です。

写真は、フィルムモジュールとEXモジュール付6ch

SONOSAX SX-Sの入力ステージは、増幅する前にマイクロフォンレベルを減衰させません。 その代わりに増幅の量をコントロールしています。この方法によりダイレクト信号以外のノイズが全くありません。入力アンプステージの慎重なデザインにより、どのような入力レベルのピークでも、オーバーロードレベル以下で扱うことが可能となりました。従来の入力ステージでは、不意のインプットオーバーロードまたはノイズを招く過大な入力ゲインを避けるため、入力ゲインコントロールとチャンネルフェーダー間で、デリケートにバランスをとる操作を必要としました。このような要求から、従来到達不可能であったローノイズ、高い入力ヘッドルームを持つ入力ステージが実現し、入力ゲインのコントロールノブを素早く掴むことに煩わされないで、囁きから叫びまでに対応するようミキサーのインプットモジュールを設定できるようになりました。

SONOSAX SX-Sのインプットモジュールは、機能的には19年間変わりませんが、電子部品と回路は、SMDs(Surface Mount Devices)となっています。 SMDsは、構造的により高密度の電子部品実装と信頼性の改善を可能とし、スイッチやコネクタの実装スペースをより多く確保しました。 機能的には何年も前に完成されたSONOSAX SX-Sは、いまだに業界で最高のリミッターと比類無きイコライゼーションを装備しています。

オペレーション上いくつかのパラメータを変更するため、後部にディップスイッチを備えています。 ハイパスフィルタは、イコライゼーションと共にIN/OUT、または常時シグナルパスにある状態へ切替えられます。ON/OFFスイッチは、バッテリーを節約するためチャンネル電源をオフにする機能、または、ポップ音なしでチャンネルを起動できる「ミュート」スイッチ機能に切替えられます。「ファンタム12V」または「12V T」電源を選択するスイッチはもちろんそこにあります。 新しいモジュールには、4chマトリックスモジュールAUXモジュールのインストール、およびVCAオペレーションのためのコネクタがあります。

フィルム/拡張モジュール

SONOSAXモデルSX-Sは長編映画制作産業のための「最上のミキサー」となってきました。 SONOSAXを使用して録音された映画のリストは、膨大です。

サウンドエンジニアとブームマイクオペレーターのプライベートインターカム等の特長は歓迎されました。 バックアップレコーダーとビデオ・アシストシステム送出のための付加出力は、このフィルム/インターカムモジュールを、多くの放送アプリケーションだけではなくフィルムサウンドに不可欠なものにしています。

フィルム/インターカムモジュールは、エンジニアとブームオペレーターのため、M/Sマイクのデコーディング機能、およびスレートマイクロフォン、およびサブトーン発生器も含んでいます。

非常に洗練されたアナログレベルメーターがデザインに組み入れられています。 それらは、SX-Sミキサーに装備されているピークインジケーターの機能を高めるためにVUまたはPPMメーターに切替えられます。 ステレオレコーディング時に、このメーターは位相補正メーターとしても使用できます。フィルムモジュールは、プロのサウンド制作ミクシングエンジニアが求める多くの特長を備えています。

写真は、10ch
写真は、ラックマウント10chのSX-V

特長:

  • 「プライベートライン」を通じたブームマイクオペレーターとのコミュニケーション
  • MONOフィード
  • ビデオアシストのためのスペシャルフィード
  • バックアップ・レコーダー用の付加ライン出力
  • スレートマイク
  • M/Sマイクデコーディング
  • StellaDATとNagraレコーダーのリモート・ロール
  • 両チャンネルともVUとPPMに切換可能なメーター
  • テープ/ダイレクトモニタ
  • Nagra 4.2およびIVSオーディオ入出力コネクター

現在、SONOSAX SX-Sは、最新のデジタルレコーダーでさえ聞こえない、非常に低いノイズフロアを有する、映画サウンド制作のための最も完全なミキサーです。SONOSAX SX-SとStellaDAT、それは信じられないくらい静かなコンビネーションです。

Pdfファイル:112kb
Accessories モジュール図面:30kb
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